[H26]公益社団法人奈良まちづくりセンター


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■今回の取り組み


◇伝統的町家集積地での新築建物をどのように考えるのか
◇住民、地域活動の担い手、建築専門家の協働
◇(仮称)奈良町町家デザインブックの作成を通じた議論
◇歴史的まちなみに調和する建築ルールへの機運づくりの端緒としたい



■取り組み内容1

○新築住宅の景観的デザインの把握と評価

 
地域住民、センター会員で奈良町を歩き新しい住宅を見て廻り議論(2日間)
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住民・専門家等とのワークショップ

 
地域住民、建築専門家、学者、センター会員で奈良町における新しい住宅について意見交換(2回)
・伝統的町家のデザインの意味
・奈良町の現在の新しい住宅の評価
・新築住宅に受け継ぐべき町家のデザイン
第1回 14名(住民7名、研究者1名、建築家5名、他)
第2回 15名(住民6名、研究者5名、建築家4名、他)
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○デザインブックの編集
 
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○パネル展
 
奈良町物語館にてデザインブックを展示(4日間・実施中)
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■事業の成果
○デザインブックの作成
 
・ 比較的、住民にわかりやすいデザインのパンフレットに仕上げることができた。
・ 今後はこのパンフレットを活用した住民へのアプローチが重要になる。
 
○住民の参加を得た取り組み
 
・ ワークショップには延べ13名の参加を得た
・ 人数は少ないが、今後、増やしていく努力を行う。
■活動の際に悩んだ点

○住民への周知の難しさ
・ これまで伝統的町家居住者との交流が中心
・今回は、新たな住まいを建築しようとする方へどのようにアプローチするか、という課題

○伝統的町家と新築住宅は違う?
・そもそも現代的工法に伝統的町家デザインを受け継ぐのは質の悪いキッチュではないか?

○センター≠住民である
・市民セクターであるが住民ではないジレンマ

■活動の際に工夫した点

○パネル展による間口拡大
・ワークショップは、「参加しにくい」「時間がない」「興味がない」という意見に対応
・4日間の開放により、1人で、自由な時間にみてもらうこととした

○次年度へのつながり
・町歩きなどで得た、写真を場所とともに記録
・来年度以降、住民参加しやすいオリエンテーリング等の活用を意識した